メルマガNo.13『知って得する３つの脳内神経伝達物質その３』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＜やさしさのある整体院＞
メルマガNo.13
-------------------------------------------------------------
＜目次＞
・『知って得する３つの脳内神経伝達物質その３』
・『Q&A ピグマリオン効果って？』
-------------------------------------------------------------
・『知って得する３つの脳内神経伝達物質その３』
＜知って得する３つの伝達物質＞
前回は最強の＜ドーパミン＞を紹介しましたので
今回は＜セロトニン／オキシトシン＞を紹介したいと思います。
＜セロトニン／オキシトシン＞
精神面や心身の安定と関係があるので『幸せホルモン』と呼ばれています。
前回のドーパミンでも書きましたが、ドーパミンの暴走を抑え
心のバランス、調和作用のある物質になります。
・親子の絆を深める
・人と人との間での信頼性や安心感を与える
・ストレスへの耐性
・脳の疲れを取る
・鎮静、催眠作用
・学習能力の向上、認知症の予防
近年ではうつ病や自殺者が増えだしてきて、
このセロトニンについての研究がなされてきました。
”現代人はセロトニン不足！？”
屋内の作業や子供はゲームなど屋内で遊ぶことが多くなり
太陽を浴びなくなってしまった生活スタイルを指摘しています。
主な原因として『不規則な生活』『睡眠不足』『太陽光不足』。
また核家族や一人暮らしが増えてグルーミングやスキンシップが減ったことで
セロトニンが不足していると指摘している研究者もいます。
グルーミングとは、動物同士の毛づくろいやノミの取り合いを言い、
仲間とのおしゃべり、マッサージなどの交流にあたります。
一人暮らしの人でも、ぬいぐるみやペットと戯れることで
グルーミング効果があり、セロトニンの増加が確認されています。
近年では、一人暮らしのご年配の方にセロトニン不足が注目されており
ぬいぐるみをプレゼントしたり
介護支援としてペットセラピーを試みる団体も見受けられます。
確かに、集団の生活よりも個々の生活へシフトしてきました。
自分の時間と空間が持てるようになって便利になったとはいえ
その変化の中でセロトニン不足からうつ病という事態を引き起こしているのですね。
”薬物による伝達物質”
本来、一日あは２４時間ですが人間の体内時計は２５時間にセットされています。
太陽光を浴びた体内では
このセロトニンが体内時計を２４時間にリセットしてくれます。
夜になるとセロトニンの働きは弱くなって
メラニンという睡眠ホルモンを合成して入眠しやすくします。
一日の生活リズム作り出しているセロトニンが
睡眠と大きく関わっていることがわかりますね。
寝る前に精神安定剤を服用される方も多いので
催眠導眠剤の主な作用を書き綴ります。
セロトニンなどの脳内物質の取り込みをブロックして、
”セロトニン・ノルアドレナリンが足りない！”
という勘違いを脳にさせて、無理矢理セロトニンの放出量を増やします。
脳内ホルモンをフル回転させてしまってよいかどうかわかりませんが、
結果として、神経の働きはよくなるそうです。
実は、この脳内伝達物質ですが薬物に頼らなくても
表情を作る顔の筋肉を動かすことで神経伝達物質が分泌されやすい仕組みになっています。
例えばしかめっ面にするとコルチゾール、ノルアドレナリンといった
ストレスホルモンが分泌され血圧が高くなり、免疫機能は低下します。
笑顔になるとストレスホルモンの分泌を抑え、筋肉が弛緩し免疫機能は高まります。
さらに声出して笑えば効果はさらに高まるようです。
面白い実験があって、うつ病の人から顔のしわを取り除く手術をすると
うつが無くなったという実験データが残っています。
確かに私もパソコン作業をしているときは無表情になっていますので
気を付けてコロッケのように顔の筋肉を運動してます（笑）
いかがでしたでしょうか？
３大脳内伝達物質を知るだけでも、一財産得た感じですね。
------------------------------------------------------------
・『Q&A ピグマリオン効果って？』
前回のメルマガでテニス選手のヒンギスが行っていたピグマリオン効果って何ですか？
ということでしたのでお応えしたいと思います。
1964年に米国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱された
「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」
ある実験で、
「成績の優秀な生徒達を集めたクラス」と
「成績の悪い生徒達を集めたクラス」
を作り、それぞれのクラスの担任に逆のことを言ってクラスを担当させます。
つまり、「成績の良い生徒のクラス」の担任には「成績の悪い生徒のクラス」だと告げ、
「成績の悪い生徒のクラス」の担任には「成績の良い生徒のクラス」だと告げて、
それぞれクラスを担当させるという実験です。
その結果、「もともと成績の良かった生徒達のクラス」の成績は下がり、
「もともと成績の悪かった生徒たちのクラス」の成績は上がったと言います。
素人目から見るとプラシーボ効果と同じに見えますが
人間は環境の生き物だと言われることがよくわかりますね。
ヒンギスは家族そろって天才だと称し、
自分自身でも天才だと称していました。
テニスの休憩タイムでも
『なぜあなたは天才なのに、あそこでミスしたの？』
『大丈夫よ、私は天才だから同じミスはしないわ。』
といってラケットを握ると連勝を更新しています。
「どうせ私なんて」「どうせ僕なんて」
なんて卑下した言葉を使っていると、
そのことが本当にならないように気を付けていきましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホームページ
http://goo.gl/S6388h
では、たくさんのお体に関する情報提供を通じて
皆様とたくさんの仲間の輪を広げていきたいと思います。
ご愛読ありがとうございました。
--------------------------------------
無痛筋膜整体
やさしさの整体院
--------------------------------------
No.12『知って得する３つの脳内伝達物質その２』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＜やさしさのある整体院＞
メルマガNo.12
-------------------------------------------------------------
＜目次＞
・『知って得する３つの脳内神経伝達物質その２』
・『今日のひとりごと』
-------------------------------------------------------------
・『知って得する３つの脳内神経伝達物質その２』
＜知って得する３つの伝達物質＞
前回は＜ノルアドレナリン＞を紹介しましたので
今回は＜ドーパミン＞を紹介したいと思います。
カタカナで書くとよく似てますが
どーぱみん。ですよ。
どーぱみそ。ではありません。
＜ドーパミン＞
ドーパミンは、やる気、意欲、学習能力といった作用があります。
「報酬」と呼ばれるホルモンです。
感動したり成功したり達成したりすると
ドーパミンが分泌されて快楽を得ることができます。
その快楽を繰り返し得ようとする意欲が生じます。
脳科学者の茂木健一郎氏は、
このドーパミンを使った強化学習方法を展開しています。
「解く」→「ドーパミン分泌」→「強化される」→「さらに解く…」
このようなサイクルを経て解く力を強化させるのですが、
その背景には脳の特色を上手く利用した研究があったからだと思います。
かつて早熟で有名なテニスプレイヤーにヒンギスという選手がいました。
若くして数々の勝利を収める彼女の姿に世界中が注目しました。
「なぜそんなに強いのか？」
「ママが小さい頃から誉めてくれたの」
今ではすっかり有名になりましたが、
自ら「天才」と称するピグマリオン効果を組込んだ英才教育を取り入れてましたが
その裏には、このドーパミンを注目していたという話は有名です。
このように教育や学習をはじめいろんな分野でドーパミンを上手く取り入れて
今もなお研究されています。
ストレスとは対極の関係であって
ストレスが優位状態だとドーパミンは分泌されにくく
ドーパミンが優位優位状態だとストレスは感じにくくなっています。
極めるとスーパーマンになれそうな話ですが、
中毒性を引き起こすことも着目されています。
タバコ、ギャンブルやアルコールなどの依存症が特定されていて、
タバコを吸うとドーパミンが分泌されて快楽を得ます。
しかし、タバコが吸えなくなるとストレスとなり
ドーパミンの渇望と分泌を繰り返して暴走することが見つかっています。
幻覚・妄想などの精神分裂、総合失調症はドーパミンの過剰分泌だと言われていて
これは後述するセロトニンと深くかかわりがあります。
いかがでしょうか？
誰の脳にも存在するドーパミンを制御するだけで幸せになれそうですね。
------------------------------------------------------------
・『今日のひとりごと』
受験シーズンも一山終えましたね。
アハ動画で有名な脳科学者の茂木さんですが
「受験」について面白いことを言っていました。
私も浪人してまで大学に行きましたので
受験戦争の大変さは身にしみておりますので共感しましたので紹介します。
～抜粋～
受験とは何のためにやるものなのでしょうか。
一流大学に入ることが最終目的ではありません。
受験を考える上で、一番良いのは、本当の学問への情熱を掻き立てる、
本当の学ぶ喜びを味あわせることだと私は思います。
その小さな副産物として、一流大学の合格があるというのが理想です。
最後に一言だけ。「脳の喜びの中で、学びの喜びが一番深く、大きい」ということだけは、
ぜひ覚えておいてください。
頭の学びというのは制限がありません。
私は今、大学受験をしていた時より、はるかに勉強しています。
でも楽しくてしょうがないんです。
全てを楽しむという境地に達すれば、本当に人生素晴らしいですよ。
このことに気が付けば今日聞いた方が、
全員東大に入っちゃうんじゃないかと恐れています（笑
～抜粋終わり～
━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホームページ
http://goo.gl/S6388h
では、たくさんのお体に関する情報提供を通じて
皆様とたくさんの仲間の輪を広げていきたいと思います。
ご愛読ありがとうございました。
--------------------------------------
無痛筋膜整体
やさしさの整体院 092-600-1881
--------------------------------------
No.11『知って得する３つの脳内神経伝達物質その１』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＜やさしさのある整体院＞
メルマガNo.11
-------------------------------------------------------------
＜目次＞
・『知って得する３つの脳内神経伝達物質その１』
・『今日のひとりごと』
-------------------------------------------------------------
・『知って得する３つの脳内神経伝達物質その１』
そもそも神経伝達物質ってなに？
って思いますよね。
神経細胞というのが、体のいたるところに存在します。
ニューロンとも呼ばれたりしますが、
テレビなどで聞いたことがあるのではないでしょうか。
その神経細胞へと電気信号で刺激しあって
脳から体へ、体から脳へと伝達していきます。
例えば、「痛み」に関していうと
誰かが手をギュッとつねってきたとすると
皮膚の痛覚へ血漿からブラジキニンという
痛みに物質が染み出てきて脳に電気信号を送ります。
脳は痛みを感じ、手に「ひっこめろ」と指令を出して
手の筋肉に電気信号を送って、手をひっこめます。
ここまでは神経細胞の話ですが、
脳内では「つねられた」という記憶から
「コンチクショ」という怒りの感情が湧き出ます。
このとき脳内では神経伝達物質を分泌しています。
その怒りから手へと電気信号を伝わって相手の頭をはたきます。
その伝達物質にも種類があって今でも研究されています。
その中でも＜知って得する３つの伝達物質＞を紹介します。
あれ？四つあるじゃんと思われた方は正解です（笑）
最後のセロトニンとオキシトシンは密接な関係があるので一緒にしてます。
今日は＜ノルアドレナリン＞に注目したいと思います。
＜ノルアドレナリン＞
皆さんも聞いたことあると思いますが
興奮、恐怖、緊張、意欲といった感情と深い神経伝達物質で
「怒りのホルモン」と言われています。
このノルアドレナリンが分泌されると
・覚醒作用
・心拍数・血圧の上昇
・身体を緊張・興奮状態にする
・注意力や集中力、判断力、作業効率を高める
・物事へのやる気・意欲を高める
・緊急時には痛覚を遮断させる
・長期記憶、学習能力を高める
・ストレスの耐性を強める
・食欲の低下、便秘
・アドレナリンの分泌
という作用があります。
このノルアドレナリンですが、
生命が生存するための源泉と言えるもので、
命の危険を察知すると交感神経を刺激して
血圧、心拍数を上昇させて反抗（闘争か逃亡）します。
仕事や対人でも、適度に分泌が適度な緊張感や意欲を与えます。
これが過度なストレス状態にあって
長期にわたって分泌されていると枯渇して
意欲が無くなり、無気力状態になります。
枯渇状態になると、
ストレスの耐性が低くなるので
ちょっとしたことで怒ったり、キレたり、
もしくは怯えたり、怖がったりネガティブな感情が支配します。
また、ノルアドレナリンを過剰に分泌する環境にあると
血圧や心拍数を上げる作用があるため
慢性的に過度なストレス状態にあると
高血圧や糖尿病になる恐れがあり、
交感神経が優位なので不眠症や痛みを感じにくい
リラックスできないといった症状が出てきます。
いかがでしょうか？
『休日になると、家でぐったりしてしまって
外に出る気も失せる…』
という方、ノルアドレナリンが出続けて枯渇してるかもしれませんね。
------------------------------------------------------------
・『今日のひとりごと』
facebookにも更新したのですが、
当院の支払いにクレジットカードが使えるようになりました。
対応カードは、VISA、MasterCard、AmericanExpressです。
今ではカード決済の導入も簡単になりましたね。
ちょいと前までは、本人確認書類や売上報告書など
定期的に審査も厳しく行って手数料も高かったのですが、
そんな手続きは一切不要で、手数料3.25%となっています。
5,000円の買い物しても、162円です。
手数料が1割2割の時もあった時代に比べると
だいぶお買い物しやすくなりましたよね。
『行きたいけど手持ちがなくて…』ということを気にせずに
健康の後回しをせずに
施術したい時に施術できるように環境を整えさせて頂きました♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホームページ
http://goo.gl/S6388h
では、たくさんのお体に関する情報提供を通じて
皆様とたくさんの仲間の輪を広げていきたいと思います。
ご愛読ありがとうございました。
--------------------------------------
無痛筋膜整体
やさしさの整体院
--------------------------------------
